蔵王(ざおう)(樹氷)

宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰。雪の彫刻が並びます。樹氷は、蔵王の他に、八甲田、八幡平といった東北地方の山に見られます。樹氷ができるのは、標高1500m付近の亜高山帯で、針葉樹、オオシラビソの木に限られます。高さが30m近くにもなるオオシラビソは、別名アオモリトドマツと呼ばれています。MHK for School より
樹氷が出来るまで
11月~12月・初期 アオモリトドマツは季節風ではこばれた雲粒(過冷却水滴)による着氷と着雪で覆われはじめる。1月・成長期風上に向かってエビのシッポが発達し着雪も盛んになってくる。2月・最盛期 着氷と着雪が最も盛んで大きな樹氷に成長する.。3月・衰退、倒壊期 気温の上昇で樹氷はとけて細くなり、また雨などで一気に倒壊する。蔵王温泉蔵王ロープウェイより



トニーザイラ顕彰碑と三宝荒神山(1703m)
蔵王山岳インストラクター冬季研修会参加者


濃霧の中を地蔵山(1736m)に向け登る
カンジキを履き樹氷原の様子を見ながら歩く。気温-14.2度


樹氷の説明
濃霧、強風は特に注意、安全に楽しく案内行動する


樹氷原
研修最中に濃霧が薄れ青空が見えだす


地蔵山中腹からの展望
標高1500m付近の針葉樹、アオモリトドマツ林が見える


針葉樹林(アオモリトドマツ)の中を歩く


ブナ林(落葉広葉樹林)
針葉樹林を通り下るとブナ林(霧氷原)


三宝荒神山(1703m)
パラダイスゲレンデから展望・こんなに天気が良くなるとは


パラダイス休憩所で一休み
霧氷のブナ林(中央高原)を歩く


鳥兜山頂駅前で下山の準備
天候の変化に対応など冬季研修会は良い訓練だね

蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅~樹氷原~霧氷原~蔵王中央ロープウェイ 鳥兜山頂駅。
各ロープウェイの方々ありがとうございます。
蔵王山岳インストラクター協会トレッキングで検索、企画案内あり

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成30年1月14日(日)濃霧、くもり、晴

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