蔵王(ざおう)熊野岳(くまのだけ)(標高1841m)

山・熊野岳、御釜、樹氷原ある記
 蔵王連峰は東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈において宮城県と山形県の両県南部の県境に位置する連峰である。主峰は山形県側に位置する熊野岳(1841m)とあります。御釜・五色岳(1672m)や刈田岳(1758m)は宮城県側に位置します。
 北海道ロビニア山岳会より蔵王山岳インストラクター協会に熊野岳・御釜・樹氷トレッキング案内を2月12日(金)と依頼がありました。
 当日、蔵王山麓駅ロープウェイに乗り地蔵山頂駅で準備を整える。カンジキを履くのは初めてとの事でした。開運の鐘を鳴らし、地蔵尊に参拝して樹氷を見ながら地蔵山(1736m)に登る。だまし地蔵の尾根からワサ小屋跡に着く頃にはカンジキにすっかり慣れた足取りです。さすが山岳会の皆さんと感心しながら熊野岳に直登コースで登る。エビの尻尾に包まれた蔵王山神社や熊野岳(1841m)標柱や齋藤茂吉歌碑と記念撮影を済ませ、雪の風紋(シュカブラ)を楽しみながら御釜へと歩く。馬の背から御釜を覗き、熊野岳避難小屋十字路に登り休憩です。鳥海山、月山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、安達太良山などが展望できる恵まれた晴天です。ここからワサ小屋跡・地蔵山樹氷原・休憩所パラダイス・トニーザイラ顕彰碑・紅葉峠ブナ林を通り鳥兜山頂駅に歩き中央ロープウェイで下山です。



三宝荒神山(1703m)・地蔵山(1736m)背景
鳥兜山(標高1387m)山頂展望所開運の鐘


北海道ロビニア山岳会の皆さん
熊野岳・お釜・樹氷レッキング・初めて履くカンジキ


地蔵山(1736m)山頂付近
最高の天気・地蔵尊参拝・樹氷原を横目に登る


カンジキに慣れた歩き方・良いね!
地蔵山山頂からだまし地蔵の尾根歩き


熊野岳(1841m)登山道標柱はエビの尻尾
熊野岳に直登コースで・ワサ小屋跡付近からの展望


熊野岳山頂(1841m)記念撮影
朝日連峰・月山を背景・吾妻・飯豊・鳥海山なども展望


齋藤茂吉歌碑・エビの尻尾に包まれる
陸奥をふた分けざまに聳えたまう蔵王の山の雲の中に立つ


御釜を背景
御釜・馬の背・刈田岳(1756m)・奥に屏風岳(1825m)


避難小屋十字路分岐をワサ小屋跡へと歩く
馬の背、御釜、刈田岳←→ワサ小屋跡の標柱を確認


樹氷原を歩く・地蔵山頂駅休憩後
今年は雪が少なく樹氷は細面


トニー・ザイラ顕彰碑・三宝荒神山を背景
顕彰碑脇の無料休憩所で休憩後鳥兜山頂駅に歩く
お天気に恵まれ最高のトレッキング日和

熊野岳、お釜、樹氷原カンジキトレッキング・ロビニア山岳会の皆さん
蔵王温泉観光協会・蔵王山岳インストラクター協会企画案内

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成28年2月12日(金)晴天

山形県の山の地図に戻ります。
ブラウザの「戻る」ボタンをご使用いただくと、
地図の元の場所に戻ります。