白鷹山(しらたかやま)(標高994m)

山・白鷹山ある記
 白鷹山(994m)は南陽市、山辺町、白鷹町の市町境上にある山です。山頂に虚空蔵菩薩が祀られている神社があり、毎年5月13日に例祭が行われています。
 県民の森周辺の嶽原登山口と大平口があり大平口から登山です。駐車場所(栗の木側)で準備を整え、西に100m程歩き農道を左に行くと小川沿いにミズバショウが咲き、スイセンやニリンソウが咲く細道を進む。周辺は畑、杉林を登りキクザキイチゲ、ニリンソウ、ミズバショウを見ながらうがい場に着く。ここから急な登山道をゆっくりと登り高原放牧場との分岐からブナ林尾根を行く。杉大木の間に国道348(小滝)と分岐案内、石段を登ると白鷹山頂上(虚空蔵尊神社)になる。広場、休憩所があり一休み。参拝を済ませ神社裏から尾根を歩くと気象観測ドームに着く。ドーム裏の杉林に一等三角点がある。周辺を散策してみよう、大朝日岳(1870m)を最高峰として朝日連峰が展望できる。ここから舞い上がり飛んでいるパラグライダーと朝日連峰の姿が絵模様となり楽しむ事ができる。残雪の天気が良くパラグライダーが飛ぶ日はのんびりと過ごせる。この日は2時間位(昼食とコーヒー)見学でした。虚空蔵尊神社に戻り一休みしてゆっくりと下山でした。ブナ新緑はまだでしたが朝日連峰、月山の姿が印象的でした。
駐車場所9:10~白鷹山頂上10:40~気象観測ドーム10:55~(昼食・コーヒー2時間位)13:00~白鷹山頂上13:20~駐車場所15:00頃 ここから嶽原登山口まで15分~20分位で歩けるので一周コースも面白い。



白鷹山(994m)
山頂に虚空蔵菩薩が祀られてる
上杉鷹山公・伝国の辞が刻まれた石碑や休憩所あり


気象観測ドーム(気象レーダー施設)
裏手に回り込み杉林の中に一等三角点


大朝日岳(1870m)最高峰にして朝日連峰を望む
集落は白鷹町中山地区、パラグライダー基地がある


飛ぶ準備中の人達が集う場所がある
朝日連峰を目前に舞い上がり飛んでいる飛行者


風を捕らえ翼が広がった瞬間
ゆっくりと休憩(昼食・コーヒー)を楽しみながら撮影


尾根から白鷹山を見る
気象観測ドームから白鷹山山頂への尾根


山頂神社・広場側(南) から見る
上杉鷹山公伝国の辞、脇に休憩所がある


国道348(小滝)2.5km・白鷹山頂上60mの分岐案内
小滝側からの参道は階段幅が狭いので登る時は注意が必要


ブナ林の尾根


高原放牧場0.6km・白鷹山頂上0.8km
大平口から杉林、うがい場、ブナ大木と尾根を登ると分岐


大平口コース(山形市)の登山道沿いに咲くミズバショウ
近くの嶽原登山口(山辺町)は駐車場、トイレ、水場あり
白鷹山は白鷹町、山辺町、南陽市の境に位置し各市町からの登山口あり。
高原牧場、国道348(小滝)は上山市になる

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成29年5月4日(木)晴

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