細越峠 (標高900m)
山・細越峠ある記
出羽の古道六十里街道、1200年前の時を重ね、さまざまな時代の面影を残す歴史街道。
庄内地方と内陸を結ぶ「六十里街道」は、1200年前の古代から開かれたと伝えられている。鶴岡から松根、十王峠、大網、塞の神、田麦俣を経て大岫峠を越え、志津、本道寺、寒河江を通り山形に至る険しい山岳道であり、庄内と内陸を結ぶ唯一の街道であった。古代から開かれていたとされているが、開削された時期は明らかではない。資料提供、山形県鶴岡市あさひむら観光協会(月山あさひ博物村内)。
資料を参考に、出羽の古道六十里街道の鶴岡市田麦俣多層民家集落を通り、七ツ滝入り口~蟻腰坂分岐~弘法茶屋跡~馬立~塚なら~独鈷茶屋跡、独鈷清水~千手ブナ~護摩壇石~御神仏茶屋跡~小堀坂(こほのぎ)~大堀坂(おほのぎ)~細越峠を歩く。塚なら~独鈷茶屋跡に行く途中の国道112号を大きく迂回することなく通れる歩道(階段)があった。歴史を感じながら山岳信仰(湯殿山)詣でや旅人の行き交う姿を思いながら歩いてみる。ブナ新緑が優しく迎えてくれた
細越峠(約900m)出羽の古道六十里街道
峠の頂上には湯殿山石碑、ブナ林に囲まれた広場がある
大堀抜(オホノギ)ブナのトンネル
小堀抜(コホノギ)の堀道があり不思議な気がする
月山遥拝所の頂から見る風景、この空模様です
仙人岳、薬師岳、湯殿山、姥ケ岳、月山が望めるのですが
護摩壇石
弘法大師が草木を分けて道を作り平らな石の上で「護摩祈祷」を行ったとされている。
千手ブナ
樹齢200年以上といわれ無数の枝を広げる姿が
千手観音のように見えることから名がついたといわれている
独鈷茶屋跡・弘法大師の伝説があり
夏茶屋があったという、ゆっくりと休憩しよう
国道112号横断としての階段
迂回することなく古道歩きが楽しめる
馬立・ブナ新緑が美しい
蟻腰坂を登り下りする馬の荷物を直し調整した所
弘法茶屋跡
弘法大師が休憩した所と伝えられ弘法大師供養塔、石灯籠、湯殿山碑が残っている
七ツ滝入口・駐車場から8分位車道を歩く
入り口から0.5kmに蟻腰坂分岐、弘法茶屋跡へと歩く
鶴岡市田麦俣多層民家集落を通り七ツ滝駐車場
七ツ滝入口9:20分~細越峠11:55分(休憩)12:15 ~護摩壇石13:10分~七ツ滝入口14:00資料・鶴岡市あさひむら観光協会、出羽古道六十里越街道
千二百年の歴史の路を歩く旅へでかけませんか
(「道の駅」月山)月山あさひ博物村内
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JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成29年6月1日(木)小雨のち曇