鳥海山(ちょうかいさん)(標高2236m)

 残雪と高山の花が織りなす東北を代表する名山。庄内平野の北方、秋田との県境にそびえる鳥海山は、裾野を日本海にのばし、その秀麗な姿から「出羽富士」ともよばれている。地域の人々に愛されてやまない、まさに故郷の山である。対馬暖流が洗う海岸付近に照葉樹林タブノキを配し、山麓から中腹はブナ帯、標高2000mを超えると高山景観を有し、多様な自然に包まれている。東北を代表する名山のひとつといってよいだろう。分県登山ガイド、山形県の山・山と渓谷社・ に紹介されています。
 今回の鳥海山は平成10年頃のポジフイルムで、撮影月日の記録がなかったのです。高山植物のイワウメの花咲く姿を撮りに6月中旬とハクサンイチゲは6月下旬頃の撮影と思います。



千蛇谷を中心に新山(2236m)・七高山(2229m) 行者岳・伏拝岳(2159m)・文殊岳(2005m)の連なり。


ハクサンイチゲ
長坂道丅字分岐周辺


ハクサンイチゲ
三峯、二峰、笙ヶ岳(1635m)と連なる。


ハクサンイチゲ


鳥海山山頂付近・残雪模様
高山の花が咲く長坂道(6月下旬)


鳥海山山頂・御室
行者岳付近より望む


イワブクロ・外輪コース(6月中旬)


イワウメ


イワウメ


イワウメ


イワウメ


イワウメ


イワウメ


イワウメ


イワウメ

外輪コースで風景を楽しみながらの撮影

 山仲間からこれがイワウメだよと説明されるのは7月頃の2輪、3輪の咲き終わりの姿なのです。6月中旬頃が見事に咲くよ、と聞かされるのでした。そういえばイワウメの花の見頃時に鳥海山の登っていないぞ、と思い。山行きでした。天気予報を確認しながら装備を整えアイゼンを準備して、長坂道周辺は6月下旬、外輪コースは6月中旬の撮影、鉾立駐車場からの登山です。鳥海湖周辺の散策など帰宅時間に余裕があれば、国民宿舎大平山荘で汗を流して帰るのです。

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成10年6月中旬・6月下旬 両日 晴(あれから24年が経ち)
文 令和4年4月下旬 撮影記録より(イワウメ・思いを込めて)

山形県の山の地図に戻ります。
ブラウザの「戻る」ボタンをご使用いただくと、
地図の元の場所に戻ります。