黒沢峠 (標高471m)
山形県小国町市野々(現在の白い森おぐに湖)と黒沢を結ぶ峠
市野々と黒沢の集落を結ぶ古道には2つのルートがある。大永元年(1521年)伊達植宗より大里峠が開削されその順次東側の峠が整備されたが、その時代に開削されたされた黒沢峠のルートを旧街道と呼んでおり敷石道と並行し北側に位置している。敷石は延享3年(1746年)頃開削用である。現在の黒沢峠の敷石道は全長2.6kmで内1.8kmに加工され石がしかれており、その段数は3600段といわれている。敷石工事は天保10年(1839年)から慶応3年(1867年)にかけて行われた。明治17年(1844年)県道山形―新潟線が開通後この峠を通る人はいなくなり、長い間土に埋もれていたが昭和53年(1980年)黒沢峠敷石道保存会設立し5年間で埋もれていた敷石を掘り起こし復元した。昭和61年(1986年)から毎年秋に黒沢祭りを開催している。越後米沢街道十三峠・十三峠概要紹介
(NPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊)資料参考
黒沢峠、小雨模様の曇空の中
黒沢峠歩きを楽しみに笑顔あり
苔むした敷石に落葉
石切場跡、座頭転びの坂を登り
楢ノ木平付近
敷石道の風景に感心の様子
一里塚
米沢から数えて12番目の一里塚とあり
ブナ老木
旅人を見守り続けて、この雰囲気が好き
古屋敷(峠の茶屋)
峠の茶屋跡の広い場所で思い想いに休憩
“写すよ”構図を決め
ちょっと待って、に“どうぞ“どうぞ”と仲間達
黒沢峠頂上 四二六米 奥の標柱
頂上 ←旧道~黒沢・←黒沢→市野々、手前の標柱
峠頂上を少し下る
付近は風が強く休憩場所探し、休憩(昼食30分)
苔むした敷石
峠を越えて市野々と歩く
数ヶ所の小沢を渡り駐車場へ
飛泉寺の大銀杏・市野々
白い森おぐに湖に架かる不動出生橋(ふどういずるばし)が見えた(この時期は湖に沈むのですが)
片洞門渓谷・小国旧街道
小国街道・山形に帰る途中の寄り道
今年の[黒沢峠祭り]は中止といたします。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今年は中止することに決めました。黒沢峠祭り広場に掲示ありました。
黒沢峠祭り広場で準備10:10分頃~峠頂上11:30分頃(休憩30分)~市野々側の駐車場12:35分頃~飛泉寺大銀杏高台駐車場12:55分頃~小国街道(道の駅いいで)休憩~山形アプルス着
置賜地方と越後を結んだ「越後街道」十三峠のひとつ黒沢峠、コケの敷石が趣きを醸し出す古道を歩こう。
アプルス(NPO法人生涯スポーツ振興会)企画 参加者16名・スタッフ3名
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 令和2年10月25日(日)
平成29年10月29日(日)撮影
平成22年10月9日(土)撮影