雨呼山 (標高906m)
雨呼山は信仰の山で、西の出羽三山の山岳信仰修験に対し、東の立石寺~雨呼山~鵜沢山~若松寺と尾根伝いに「奧山駆け」で結ぶ修験の回峰修行の山であったといわれ、人間の知恵でははかりしれない神秘を秘めた山です。また、雨呼山は、水分山(みくりやま)で、頂上から流れ下る水は七つの瀧となり、古くから天童市の生成庄の地域を潤湿してきたことから、雨を乞う山として、村人たちから篤く信仰され崇められてきました。5~6月頃には、山頂付近のブナ林の新緑の美しさを堪能できます。「山形県山岳情報ポータルサイト」より
山形市から国道13号で天童市内を車で通ると、雨呼山の山並みが右手方向に見えるのです。最近、雨呼山(906m)登山、ジャガラモガラ(530m)周辺散策にいってないので準備を整え山行きです。
雨呼山(標高906m)
天童市奈良沢地区周辺から望む、秋の気配
ジャガラモガラ森林案内図
駐車場・準備を整え林道を歩く(9:00頃)
トチ黄葉 林道終点・数台駐車できる。
村雲の池を左手に・参拝・
雑草の中に踏み跡、歩くと目の前に急登
落葉を踏みながら登る
階段が無かったり、有ったりの急登
←雨呼山・若松寺(鵜沢山経由)→ 奈良沢不動尊→
急登を登る・案内あり
急登(ブナ・ナラ林等々)から尾根へ
天童市街地を覗く・尾根で撮影
痩せ尾根を登り下りの途中・ナラ林
ブナ株立・風雪で年月が経ち
龍神の池・祠・池 落ち葉で隠れる、周辺に杉神木・参拝
標高900m付近の頂・ブナ大木(株立)
山頂に向かう登山道・朴ノ木
ブナ株立を楽しみながら歩く
雨呼山山頂
三等三角点・標高九〇五・五・山頂標識
山頂・御神木・参拝・周辺散策 ブナ大木株立・歴史を感じながら(11:00頃下山)
駐車場脇・雨呼山に登山を済ませ
ジャガラモガラ案内標識 →方向へ歩く
駐車場脇・雨呼山に登山を済ませ
ジャガラモガラ案内標識 →方向へ歩く ジャガラモガラ(12:15頃)
CHINO温度計・外気温度25.4℃°風穴温度5.6℃
雨呼山は雨乞いの山と聞いていましたが、山岳信仰修験の回峰修行の山とは知りませんでした。登山道の村雲の池、杉大木・龍神の池、祠、杉大木、尾根を登り、風雪に耐えたブナ株立の姿を見るのが好きです。
里山と思える雨呼山(標高906m)山岳信仰の山として、そして、山頂のブナ株立大木は御神木として見守られて来たのでしょうか。
ジャガラモガラ風穴植物群落・ベニバナイチヤクソウ、コキンバイ、チョウセンゴミシ、キセワタ、トモエソウ、ヤナギラン等のほか60種類ほどの植物が生息しています。津山地域づくり委員会
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 令和5年10月19日(木)晴
平成15年5月中旬撮影